お墓を建てる

お墓を建てたいと考えたとき、まずはじめに、石材庖、石の種類、デザインというものを決めていくことから始まるでしょう。石材庖については、墓地で指定がある可能性もあるため、確認が必要かもしれません。無事に墓地を購入することができたら、墓石などの準備へと入るのが一般的な流れとなるでしょう。

墓石というのは、基本的に石材庖に依頼し、建ててもらうことになるでしょう。購入した墓地が、民営墓地や寺院墓地といった場合、たまに石材庖の指定があるケースがあるようで、このような指定庖の場合、ほかの庖より割高になっている場合もあるため、墓地の購入前にきちんと確認しておくとよいでしょう。お墓というのは、建てた後のメンテナンスというのを考えておかなければなりません。石材庖選びは、購入後の手入れなどにも対応してくれるような、信頼のおける庖を選ぶことが大切でしょう。墓石に使用される石は、風化しにくく、磨いたら光沢の出る御影石が一般的に使用されていると言えるでしょう。関東では黒系、関西では白系の墓石が好まれているようですが、近年では、お墓のバリエーションが増えると同時に、赤系や緑系などさまざまな種類が選べるようになっているようです。

お墓のデザインは、信仰していた宗教によって、それぞれ基本の形式というものがあるようです。個性を重視するような傾向になってからは、宗教や形式にとらわれず、自由なデザインのお墓が増えてきているようです。ただし、購入した墓地などによっては自由なデザインでは建てられない場合もあるため、あらかじめ確認をしておきましょう。公園墓地などではよく見られるかもしれませんが、霊園や納骨堂では難しいと考えておくと良いでしょう。

永代供養

承継墓を継承したとしても自信が死んで以降、供養をしてくれる子孫がいないといった場合や、近年では海外進出なども比較的容易にできる世の中になっているため、遺族が故郷から遠く離れてしまったため、お墓参りをすること自体が難しくなっているというのが問題としてささやかれているようです。このような場合には、墓地の管理者に「永代供養料」というものを支払い、墓の管理をしてもらうとともに、供養を委託するといった方法が見られているようです。

一見すると便利に感じるこのサービスですが、利用に際しては、期限が設けられているということを理解しておかなければならないのではないでしょうか。一般的に「承継墓」というのは、最も一般的な家墓と、両家墓という2種類に分類されるのではないでしょうか。家墓というのは、子孫が代々継承してきたお墓のことを指しており、墓石にはその家の家名が彫られていることがほとんどでしょう。両家墓というのは、一人っ子同士の結婚という条件のときに建てる墓とされています。継承していくスタイルではないお墓としては、永代供養墓として、夫婦で入る夫婦墓や、友人間土で入る友人墓というのもあるようです。

また、近年、核家族や単身者の増加により、故人が1人だけ入る個人墓というのも増えてきているようです。こういったお墓に関しては、きちんとした永代供養対策が必要と言えるでしょう。また、家や個人での単位にこだわらない、合葬墓というのもあるようです。カロートを共有し、地上部に共同の墓や記念碑、仏像などを建てるカロート共同墓タイプや、墓所を共有し、各々小さな墓石を建てるミニ墓集合タイプなど、お墓も進化してきていると言えるでしょう。公園墓地、霊園、納骨堂など、自身のライフスタイルにぴったりのお墓を選べると良いでしょう。

墓地の価値観の変化

最近では、お墓に対する価値観が大きく変化していると言えるでしょう。特に都心などのように非常に発展している地域などでは、家族間での形式ということは重要視されなくなってきているとも言えるでしょう。それは、核家族の増加や、生涯にわたって結婚しないという選択をする人が増えていることはもちろんのこと、親世代や親戚との関わりが希薄になってきているという現実があるとも言えるでしょう。少し寂しいような感じもしますが、それによって「お墓」の概念というものの変化に、様々な形があるということを多くの人が理解し始めている時代であるとも考えられます。しかし、それでもお墓の相談などに来る高齢者の人々が多く口にする不安と言われているのが「なるべく子供や孫など、下の世代に迷惑をかけたくない」ということのようです。このような時代状況を考慮してか、最近の人が求めるお墓像というのは、昔と大きく異なっているということは確実に言えるかもしれません。これまでは先祖代々のお墓に入るということが一般的なしきたりとされていましたが、その状況を大きく覆し、個人個人がどのようなお墓に入るのかということを考える時代になってきているということが言えるのではないでしょうか。もちろん、昔ながらのお墓というものは、未だに重要視されており、価値は衰えてはいないでしょう。しかし、最近では都心部などを中心に経済的な理由が考慮されて、納骨堂というような比較的安い値段で供養をすることができる形式などが浸透し、一般的になりつつあるという風に言えるかもしれません。あまり、十分ではない供養方法であるという風に考える人もいるかもしれませんが、現代では納骨堂などの他にも様々な形の供養というものが考えられており、お墓というものをより身近に感じる方法の一つとしても作用しているという風に考えられるかもしれません。現在では、お墓の形が一つに決められているわけではなく、非常に様々な形を持って考えられているという多様性の容認が現れているということは間違いないでしょう。なかには、ペットと一緒に入ることができるお墓も開発されるなど、自分自身が誰を大切にしていたのかということまで考えた上でお墓を作ることができるのは大きなメリットであるという風に言えるかもしれません。

墓地について

最近では、新しく墓を建てようとする人が増えているという風に言われているようです。かつては一つの家族が代々受け継いでいたお墓というものが存在しているため、何をせずともそこに亡くなったら入るということが暗黙のルールであったということは、なんとなく一般的な事として感じていたことと言えるのではないでしょうか。しかし、最近では都市部を中心とした核家族的な暮らし方がメインとなってきているため、田舎とは離れた場所にお墓を建てたいというふうに考えている人が多いということも報告されているようです。このような人たちに多いのは、いわゆる「団塊世代」などという風に呼ばれている世代の人たちのようで、昭和20年頃に生まれた人たちの世代と示すことが出来るでしょう。この世代の人たちの「退職」というのが、2000年代に一斉に訪れたということが、お墓事情と関係していると考えられ、退職金などを使って豪華な墓を作ろうとする機運が高まったという風に考えられているようです。また一方では、そういった考え方とは別に、故郷のお墓が遠い人などが、自分たちの子供が住んでいる場所の近くや都市部にお墓を作っておきたいというような希望から、新しくお墓を建てたいという流れも多いと言えるでしょう。現在では「しきたり」というものが見直され、お墓に対しても様々な希望を持つことができる時代になっていると言えるでしょう。住んでいる地域にお墓をたてるという点は、現代社会では大きなメリットとして考えられているでしょう。自分自身が亡くなった後にどのような形で弔ってもらいたいのかということも考えていけるようになったのが、現代のお墓の特徴であると言えるのかもしれません。

納骨堂のメリット

納骨堂は、新たに墓を作る場合の一時的な保管場所として機能している場合もあり、そのような場合であれば月単位の契約などで骨を預けたりすることもできるわけですが、ずっとその場所に安置したいという風に考える人にとってみれば、納骨堂は新しいスタイルであるという風に言えるかもしれません。しかし、納骨堂の桜区の施設の場合には骨を終了する期間を10年単位などで限っている場合などが多く、契約が満了した際には、再度契約を更新するというようなスタイルを取っている方が一般的ではないでしょうか。最近では亡くなった人の遺骨を永代供養付きで引き取るというような形式をとる納骨堂も増加しているというふうにも言われてきているわけですが、永代供養と言っても収容方法や供養の仕方などは注意しておく必要があることは間違いなく言えるのではないでしょうか。つまり、10年までは個別に遺骨を保管しておくが契約が満了した後はすべての個人の納骨堂をまとめて供養するというような形式に移行するというような場合があり、子供の世代では参拝をすることができたが、孫の世代では参拝をすることができなくなってしまったというような場合もあるかもしれませんし、契約をする際にどのようなスタイルが良いのかということをはっきりと決めておくことがおすすめだと言えそうです。そして契約の関係で一般的なお墓参りが出来なくなってしまうというような場合もあるというふうに聞いたことがありますから、事前に確認をしておくことが何よりも重要であるということは間違いなく言えるかもしれません。

葬儀後には、遺骨をどこに納めるか考えると思います。

遺骨の納め方について参考にしていただければと思います。

 

最近のお葬式について

芸能人で生前葬を行う人がいるようなことをワイドショーで見たりします。生前葬とは生前に行うお葬式のことであります。ワイドショーで見るのは、祭壇を用意して本格的なお葬式をする芸能人だったりしますが、そんなに本格的にしなくても、どこかで自分も参加したお食事会という形を取ったりする人もいるようです。お別れ会みたいなものをイメージしたらよいそうです。生前葬をした場合は、お葬式自体は遺族のみで行い、告別式はしないそうです。生前葬をすると、生きているうちに自分に関わった人たちにお別れの言葉や感謝の言葉を伝えることができるということでしょうか。思い出話をするのもいいかと思います。

また、生前葬のメリットとして、自分のお金でお葬式を出せることだそうです。遺族に迷惑をかけたくない人というのは、お金のことをとても心配する人だと思います。生前葬のように自分で企画して、呼びたい人を読んでお食事を振る舞えば、お会計も自分で出来るわけですから、安心するようです。それに、本人がそこにいるわけですから、暗くなることもなく、明るいお葬式になるはずです。また、宗教が無いという人は、お経もお祈りの言葉もないわけですが、そういう人のために音楽で送るということもあるようです。好きな曲を流すのは実際見たことがありますが、弦楽器の演奏で出棺を送るお葬式もあるそうです。弦楽器が場の空気を震わせる感じがお葬式にピッタリと言われているそうです。葬儀社のプランの中にも生演奏でお見送りというものもあるそうです。生前好きだった音楽を流すのも素敵ですし、生演奏で厳かに送るのも素晴らしいと思います。親といろいろと相談をして、納得のいくお見送りができたらいいですね。

おひとりさまの場合は?

おひとりさまという言葉が定着してきました。おひとりさまは死んだ後のことはどうすればいいのでしょうか。お墓のことも考えたり、納骨堂がいいかもとかいろいろ考えたりするかと思います。おひとりさまの中には終活をしている人も多いようです。親の先祖代々のお墓を守るのはできるかもしれませんが、その先のことを考えると不安になったりするかと思います。次の世代に受け継ぐのが前提ということになると、菩提寺とか檀家になるというのも難しく考えてしまいます。継承者が必要ないという墓地というと自治体の経営する墓地や公益法人などの霊園を考えるのも良いかと思います。

散骨の中にも、海に撒くことが多いようですが、宇宙に飛ばすというのもあるようです。散骨というのに決まりは無いようですが、漁場や取水池などに撒くのは止めておく方がいいかと思います。自分自身が散骨される場合も、海苔やムツゴロウがいるところより、大海原の方がいいような気がします。樹木葬は霊園の中に区画があるところが多いようです。墓標として植えた樹木の根元に遺骨を埋葬してくれるそうです。個人だけでなく家族単位で利用するものもあるそうです。また、大きな区画に木を植えてたくさんの人達と一緒に埋葬するタイプもあるようです。樹木葬の場合、遺骨を撒くというよりも埋めるということになるようです。土に還るという感じが人気だそうです。確かに海もいいですが、土に還るという方がなんとなくしっくり来るような気がします。自分の感じ方ですが、親兄弟に相談するということも大切ですが、最後も自分の自由にしたいと思うのも悪いとは言えないはずです。いろいろと調べて、遺言を残して置くのもいいかと思います。

夫婦で同じお墓に入らない人も

現代では夫婦でお墓を別にする人たちもいるそうです。さんざんお姑さんにいじめられた、夫が嫌いなどという理由が主だといいます。お姑さんにいじめられたら、お姑さんが入っている夫の先祖代々のお墓に入るのは嫌ですよね。そういう場合は散骨でも樹木葬でもしてもらっていいという人もいるようです。自分だけお墓に入りたくないならば、散骨を選んだりするようです。離婚はしないけど、お墓は分けるというのは恨みも相当にすごそうです。今は終活ブームと言われています。いろんな業者が終活のお手伝いをしてくれるようですが、終活のことを真剣に考えていると、いろんな形の供養があることを知ると思います。どうしてもお墓に入りたくないなら、そういう人のための供養方法もあるということだと思います。昔は、妻という立場上、お墓は夫の先祖代々のお墓に入ることになると思われていました。また、別の墓に入りたいといっても、自分の実家の先祖代々のお墓に入るということで、それは現実として実家の方が受け入れてくれてはくれないと思います。自分のためだけに何百万もかけてお墓を作るということもないと思います。そういうことで、どんなにイヤでも昔は夫のお墓に入るしかなかったのです。しかし、今は散骨や手元供養、永代供養墓といろいろと選べるということを知る人も増えてきました。自分の死後のこともしっかり考えることができるようになって、ある意味幸せな時代になったのかもしれません。ただ、しっかりと遺言に遺しておかないと、やっぱり夫の先祖代々のお墓に入ることになってしまう恐れがあります。遺言をし忘れて、思うような供養にならなくても、化けて出るようなことのないようにして欲しいと思います。

屋内管理

納骨堂と言えば、その最大の特徴は屋内管理にあります。そして、その特徴はメリットでもあり、デメリットでもあります。中にはお墓と納骨堂の特徴を併せ持った施設もありますが、天気、天候に左右されないように管理されている点は共通しています。確かにお墓もカロートに納骨されるため、短期的には雨の影響を防ぐことができます。しかしカロートは湿気を完全に防ぐことが出来ないので、長年埋葬されれば、少なからぬ傷みが発生します。それに比べれば、納骨堂の屋内管理は遺骨に優しい体制であると言えます。ところで、納骨堂とお墓との違いを法的な側面で確認する人は稀でしょう。ここで当該法律を読んでみることにします。「墓地、埋葬等に関する法律」によれば、「墳墓とは、死体を埋葬し、または焼骨を埋蔵する施設」とのことです。そして、「墓地とは、墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事の許可を受けた区域」とも定義しています。この「墓地」の定義から分かることは、墓地は納骨堂とは異なり、死体を埋葬できるという点でしょう。現実には死体が直接埋葬される習慣は途絶えていますが、法律上は何の問題もないと言えます。もちろん条例で細かな制約が施されていますが、それさえクリアできれば、出来ないものでもないのです。納骨堂にはタイプがあり、ロッカー式、棚式、仏壇式、墓石式、機械式等が知られていますが、良くも悪くも一番注目されているのは機械式でしょう。骨壺の扱いを機械が行う、全自動式参拝システムが話題となっています。

納骨堂と法律

納骨堂は一般的なお墓とは異なります。しかし納骨スペースの提供という、その眼目自体は変わりませんから、お墓の一種として捉えている人も多いでしょう。しかし意外に思われるでしょうが、実は法律で納骨堂という言葉がきちんと定義されているのです。つまり、お墓の中でも別途、納骨堂は、その運用についてきちんとした法の縛りが存在しているのです。具体的には、「墓地、埋葬等に関する法律」がそれに当たります。当該法において納骨堂は、「他人の委託をうけて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設」と定められています。この条文を詳しく見ていくことにしましょう。まず「他人の委託」という箇所ですが、これは利用者と納骨堂経営業者との間で交わされる契約を指しています。経営者が寺院に当たる場合、寺院と檀信徒との間でこの契約が交わされます。「他人」とありますから、親類から預かってほしいと頼まれた場合は、この条文の限りではありません。次に「焼骨を収蔵」ですが、「焼骨」と限定しているのが隠れたポイントです。焼骨状態の遺骨でなければならないわけですから、既に火葬を終えている状態が前提となります。骨を裸のまま預けることの是非については定められていませんが、常識的には骨壺の中に収めた状態で預けることになります。三つ目に「行政の許可を得ている」について考えます。「都道府県知事の許可」とありますが、実際は都道府県に直接届け出ることは稀で、大抵は市区町村と業者とがやり取りします。というのも、許可権限が都道府県から移譲されているからです。